きっかけは、ネット広告だった。
いつまでこの駅から遠くて古いアパートに住み続けようか…
同棲から結婚とお世話になっている賃貸に住みながらぼんやり考えていた時、SNSで広告が流れてきました。
「ふーん、いいところにマンションが建つな〜」
価格も間取りも、完成時期も、まだ何も公表されていない段階でした。
でもなぜか気になって、夫婦で車を走らせ建設予定地へ——
駅やスーパーから近く、私たちにとってはかなり魅力あふれる場所でした。
思い立ったが吉日、次の日にスーモカウンターへ予約をし、モデルルームの紹介を受けました。
スーモカウンターの相談レポはまた後日(1回しか行っていませんが)。
モデルルームの予約も休日でいける一番早い日時を予約しました。
「見るだけなら、タダだし」という言い訳とともに。
はじめてのモデルルーム訪問
マンションのモデルルームというのは、初めて行く人間には少し独特の場所です。
マンションが建つまでの一時的な場所だからか、外観はプレハブのような、地震が来たらペシャンコになりそうな建物なのに
扉を開けた瞬間、高級感があるけどゴージャス!ではない洗練された空間でした。
1階が商談スペース、2階がモデルルームになっているタイプでした。
照明は絶妙に明るく、床は傷一つない。
まだ部屋も見ていないのに、期待だけがどんどん膨らんでいきました。
担当の方が、とても感じよかった
案内してくれた営業の方は、30代くらいの女性でした。
押しつけがましいところがなくて、質問したことにはちゃんと答えてくれて、
「今すぐ決めてください」という空気は全く感じませんでした。
後から知ったことですが、モデルルームの営業というのは、この「圧迫感のなさ」がとても大事らしいです。
プレッシャーを感じないほど、人は長く滞在して、気持ちが動きやすくなるから。
これも担当さんのテクニックなんだな〜と思いながらも、乗せられたという感覚はなく、これからもお世話してください!と思っています笑
私たちがソワソワしているのを察してくれたのか、
「話してても仕方ないので、とりあえず見ましょうか!」と言ってくれ、
2階のモデルルームへ。
いざ、モデルルームを見学
事前に、検討中の間取りより広いタイプだから想像しながら見てください、と担当さんに言われ入りました。
広くて綺麗なカウンターキッチン、3面鏡の洗面台、十分すぎる収納、、
新しい部屋に入るたび、夫婦で目を輝かせていました。
「あ、住みたい」と思うのに、3秒もかかりませんでした。
見積もりを見た瞬間
間取りや設備を一通り見て、「一応、シミュレーションだけお願いしていいですか?」と伝えました。
出てきた数字を見て、夫婦で顔を見合わせました。
これは、いけるのか、、?
正確には、「思っていたより買えない金額ではない」という感覚。
月の支払いが、今の家賃と大して変わらない数字が画面に出てきていました。
もちろんこれは諸費用を含まない概算だとか、金利が変動したらとか、
後からいくらでも「でも」が出てくることはわかっています。
しかも選んだのは魔の50年ローン、住み続けるなら完済は80代の超高齢者です。
でもその瞬間は、シンプルに「そこまで夢物語ではないな」と思いました。
帰り道
2時間ほど滞在して、帰りの車の中でふたりとも静かでした。
「どうだった?」
「……なんか、いいよな」
「うん」
それだけでした。
買うとも買わないとも決めていない。でも、何かが動き始めた感じがありました。
その後、私たちはほかのマンションのモデルルームにも3件行きました。
全部まわってみて、最終的に最初に行ったところに戻ってきたのですが、
それはまた別の話です。
「見るだけ」でも行く価値はある
モデルルームに行くのは、何も決意がいりません。
予約すれば誰でも見に行けるし、その日に何かを決める必要は全くない。
でも、行く前と行った後では、マイホームが「遠い話」から「自分ごと」に変わります。
まだ考えていない段階でも、一度足を運んでみることは、損じゃないと思っています。
私たちがそうだったように。